SES営業の給料(月収、年収)はどれくらい?年収を上げる方法3選

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SES営業へのキャリアチェンジを考えていて、年収が高い業界なのか気になる方は多いはずです。実際、給料はどれくらいでしょうか?
本記事ではSES営業の特徴から、年収について紹介します。

SES営業の平均年収

SES営業の年収は経験や能力、成果、そして働く企業の規模によって変動します。新社会人であれば、初年度の年収は多くの企業で300万円〜400万円程度が一般的です。しかし、この数字は「基本給」を中心に算出されたもので、インセンティブ(成果報酬)は含まれていません。

SES営業では売上を上げたり、新規顧客を獲得したりすると、その成果に応じてインセンティブが支給されます。したがって、実際の年収は基本給だけでなく、このインセンティブによって大きく増える可能性があります。これは、自身の努力や営業スキルが直接収入に反映されるという、営業職の大きな魅力の一つとも言えます。

そして、SES営業の経験が積まれてくると、基本給も増え、さらに取り扱う案件の規模や要員の人月単価も大きくなるため、インセンティブの額も大きくなる傾向にあります。例えば、中堅のSES営業であれば年収は600万円〜800万円、一部の優秀なSES営業では1000万円を超えることも珍しくありません。

ただし、インセンティブが大きな比重を占める反面、お盆休暇のある8月や年末年始の12月・1月は成果が出づらく、時期は収入が下がるリスクがあります。そのため、自身の目標やライフスタイルに合わせて、どの程度リスクを取るか、または安定した収入を求めるかを考えることが重要です。

SES営業の給与制度

SES営業の給与制度は主に「基本給」+「インセンティブ(成果報酬)」で構成されます。

基本給

まず、「基本給」は一般的に固定された給与のことを指し、あなたの職位や勤務時間、会社の規模などによって決まります。これは、毎月一定の生活を送るための最低限の収入を保証するもので、売上や業績に関係なく支払われます。

インセンティブ

次に、「インセンティブ」ですが、これは成果に連動した報酬のことを指します。具体的には、売上の一部を給与として受け取る「歩合制度」や、目標達成時に一定の金額が支給される「ボーナス制度」などです。インセンティブは、自分の努力や成果が直接給与に反映されるという営業職の魅力を象徴する部分でもあります。

ただし、インセンティブは成果に左右されるため、高額な収入を得るためには、自分の営業スキルを磨くだけでなく、業界の動向や顧客のニーズに対する理解も深める必要があります。

その他の給与制度

さらに、SES企業によっては、「賞与」や「昇給制度」を設けているところもあります。賞与は通常、年2回(夏と冬)に支給されるもので、企業の業績や個々の評価に基づいて決定されます。昇給制度は、一定の期間ごとに基本給が見直され、評価や成果に応じて上がるシステムを指します。

以上のような給与制度を理解することは、自身の努力がどのように報酬に反映されるのか、また、どのように働くべきかを理解する上で重要です。自分の目指す生活スタイルやキャリアに合った給与制度を提供している企業を選ぶことも大切なポイントとなります。

SES営業の年収を上げる方法

本記事ではSES営業の年収を上げる方法を4つ紹介します。

新規顧客の開拓

1つ目が新規顧客の開拓です。
顧客を開拓することで、自社に集まってくる案件・人材情報が増え、案件と人材のマッチング数を増やしたり、確度を上げたりできます。
その結果、契約数が増え、インセンティブや賞与が増えたり、昇給の可能性が出てきたりします。

以下の記事で新規顧客開拓について紹介しているため、本記事もご覧ください。

新規顧客リストはこちら

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営業スキルの向上

2つ目は営業スキルの向上です。

特定の業界や技術の知識を持つことで、所属する企業やクライアントから信頼され、専門性の高い案件や人材を担当できます。
専門性の高い案件や人材は単価が高く、かつ需要が高いため、成約件数の確度を上げることができます。

転職する

3つ目は転職です。
顧客開拓を進め、営業スキルをつけ複数成約を出しても、所属する会社の給与制度が明確ではない、また社員へ還元されない場合、いくら頑張っても給与を上げることが難しいです。
そのため、年収アップの見込みが少ない場合、年収アップの見込みのある企業へ転職しましょう。

例えば、成約件数や利益率○%に応じたインセンティブをもらえる企業に転職したり、一人でも稼げる場合は個人事業主(フリーランス)として独立したり、会社を立ち上げたりするのも選択肢の1つです。

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ここではSQiL Career Agentのメリットを紹介します。

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まとめ

SES業界の平均年収は、インセンティブを加えると他の業種と比べて相対的に高い部分があります。ただし、同じSES業界であっても、扱う案件や人材、会社の給与制度などによって給料に大きな差が出てくるため、注意してください。

志望する会社と平均給与がどれくらいかを把握したうえで、自分に合った会社を選んでいくことが大切です。

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