「SES営業の勉強をしたいけど、何を読めばいいかわからない」。SES営業は専門の書籍が少なく、本選びに迷う方も多いはずです。
この記事では、SES営業に必要な知識を「SES営業そのもの」「業界構造」「IT・エンジニアの基礎」「営業の基本」「契約」の5分野に分け、それぞれに役立つ本を7冊紹介します。
SES営業におすすめの本 一覧
| 分野 | 書名 | 著者 | こんな人に |
|---|---|---|---|
| SES営業 | SES営業1年目の教科書 | 木村謙太 | SES営業を始めたばかりの人 |
| 業界構造 | SEの悲鳴 | 田中宏明 | 多重下請けの構造を理解したい人 |
| IT基礎 | 新版 SEの基本 この1冊ですべてわかる | 克元亮 | エンジニアの仕事を知りたい人 |
| 営業の基本 | 営業1年目の教科書 | 菊原智明 | 営業職そのものが初めての人 |
| 営業の基本 | この1冊ですべてわかる 営業の基本 | 横山信弘 | 営業の考え方を体系的に学びたい人 |
| ヒアリング | 質問型営業でトップセールスになる絶対法則 | 青木毅 | ヒアリング力を高めたい人 |
| 契約 | 弁護士が教える IT契約の教科書 | 上山浩 | 準委任・請負の違いを押さえたい人 |
SES営業そのものを学ぶ本
1. SES営業1年目の教科書 ~正しい営業スキルの磨き方~
SES営業に特化した、数少ない書籍です。著者の木村謙太さんは、ベンチャー企業でSES事業の立ち上げを経験したのち、SES業界のネガティブなイメージを変えたいという思いで会社を立ち上げた人物です。
目次は、技術者に仕事を楽しんでもらうための考え方、多くのSES企業の中から選ばれる営業になる方法、現場ですぐに役立つ実践テクニックなどで構成されています。2024年1月にゴマブックスから刊行され、Kindle版とペーパーバック版(162ページ)があります。
SES営業1年目の方が、まず最初に手に取る1冊としておすすめです。
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SES業界の構造を学ぶ本
2. SEの悲鳴 ITエンジニアを食い物にする多重下請け構造の闇
日本のIT業界に広がる多重下請け構造を正面から扱った本です。IT業界の外から来た著者が、元請けから下請けへと仕事が流れる中で、現場のエンジニアが顧客の要望をつかめず、待遇も低く抑えられてしまう構造を指摘し、その是正を提言しています。
SES営業は、まさにこの構造の中で働く仕事です。エンジニアの立場から業界がどう見えているかを知ることで、提案や条件交渉の姿勢も変わるはずです。
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IT・エンジニアの基礎を学ぶ本
3. 新版 SEの基本 この1冊ですべてわかる
システムエンジニアがどんな仕事をしていて、どんなスキルが求められるのかを網羅的に解説した入門書です。開発の工程や、エンジニアに求められる技術・ヒューマンスキルの全体像をつかめます。
エンジニアの仕事を理解しておくと、スキルシートを読むときや、案件の内容をエンジニアに説明するときの精度が上がります。
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営業の基本を学ぶ本
4. 営業1年目の教科書
営業職が初めての方に向けて、営業の心構えや基本的な行動を解説したロングセラーです。SES営業に限らず、営業として最初に身につけたい考え方を押さえられます。「SES営業1年目の教科書」とあわせて読むと、SES特有の部分と営業全般に共通する部分の両方を理解できます。
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5. この1冊ですべてわかる 営業の基本
営業パーソンが身につけるべき考え方とスキルを体系的にまとめた1冊です。目標の立て方や行動量の考え方など、成果を安定させるための基本を学べます。面談の1割程度しか決まらないSES営業では、行動量と確率の考え方が特に役立ちます。
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6. 質問型営業でトップセールスになる絶対法則
相手に質問し、相手自身に必要性を気づいてもらう「質問型営業」を解説した本です。SES営業では、案件の背景や取引先の懸念、エンジニアの本音を引き出すヒアリングが成約を左右します。質問の組み立て方を学ぶのに向いています。
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契約を学ぶ本
7. 弁護士が教える IT契約の教科書
システム開発やITサービスの契約について、弁護士が解説した本です。SESで使われる準委任契約と、成果物に責任を持つ請負契約の違いなど、契約の基本を押さえられます。偽装請負や引き抜き禁止条項など、SES営業が知っておくべき論点を確認するのに役立ちます。
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読む順番のおすすめ
- まず全体像をつかむ:『SES営業1年目の教科書』で、SES営業の仕事の考え方を知る
- 相手を知る:『新版 SEの基本』でエンジニアの仕事を、『SEの悲鳴』で業界の構造を理解する
- 営業の型を身につける:『営業1年目の教科書』『営業の基本』『質問型営業』で営業の基本を固める
- 契約を押さえる:『IT契約の教科書』で、準委任契約の論点を確認する
本とあわせて読みたい、現役SES営業の発信
SES営業の専門書はまだ少ないため、現役のSES営業がnoteやXで発信している情報も貴重な学習材料になります。たとえば、業界歴8年のゆとリーマンさんのnoteでは、案件の深掘りや面談前後の情報回収など、現場で使える実践が具体的に書かれています(ゆとリーマン@SES営業のnote)。
本で基礎を固め、現役の発信で現場の感覚を補い、当サイトの記事で具体的なノウハウを確認する。この組み合わせが、SES営業として早く成長する近道です。
まとめ
SES営業におすすめの本を、SES営業そのもの、業界構造、IT基礎、営業の基本、契約の5分野から7冊紹介しました。まずは『SES営業1年目の教科書』で全体像をつかみ、足りない分野を補う形で読み進めてみてください。

